竹下 亘74 元党総務会長 自現(7)
向瀬 慎一50 党地区委員長 共新
折川 朋子43 党県連副代表 国新
8選を目指す自民党現職の竹下亘氏と、共産党新人の向瀬慎一氏、候補を急きょ差し替えた国民民主党から挑む新人折川朋子氏の三つどもえの公算が大きい。
がん治療より復帰した竹下氏は5月中旬から閉会まで国会を欠席。各地域支部がポスター貼りなどを進め地元で支える。7月10日の党県連大会には出席する予定で、健在ぶりをアピールする。
向瀬氏は拠点のある浜田市を中心に集会を開いて、政府のコロナ対策を批判。ただ、大票田の出雲市周辺での活動量が低調。12日に開いた県委員会総会で、街頭演説の回数を3倍に引き上げることを決めた。
折川氏は東京都出身で1日に出馬表明したばかり。選挙区内に国民県連所属議員はおらず、立憲民主党県連や連合島根との共闘態勢構築を急ぐ。比例中国ブロック唯一の党候補者で、比例票の掘り起こしも進める。