「初めてのクリスマス」(読者提供)
「初めてのクリスマス」(読者提供)

 今回のテーマは「クリスマス」です。各家庭の「サンタクロース」が、子どもたちに喜んでもらおうと工夫したり、悩んだりする姿が浮かんできました。Sデジ(デジタル版)に全ての投稿を掲載しています。(内容は分かりやすく編集・要約しています)

 

 ☆フィンランドからの手紙

 わが家では、サンタさんのリアリティーを出すために、毎年サンタさんからの手紙を申し込み、フィンランドから子どもたちへのオリジナルメッセージを添えて送ってもらっています。オリジナルメッセージは、親が考えられるので、本当に伝えたいことを伝えることができてとても効果があります。その手紙は返信することができますので、プレゼントをもらった子どもたちは喜んで感謝の気持ちをイラスト付きで描いています。毎年の恒例行事となっていて、今年も楽しみです。(やっちゃん、30代)

 

 ☆早めの準備が肝心

 12月になると、おもちゃやゲームが売り切れることがあるため、11月には準備を開始。サンタの存在を守るためにも、何としても希望通りのおもちゃを準備しなければならないので、必死です! 子どもたちに「お父さんがサンタさんに電話しとくからね」と言って、欲しいものを聞き出しています。今年も、プレゼント準備は完了。1番上のお兄ちゃんは、そろそろサンタの正体に気づき始めているけれど、妹2人はまだまだ信じています。プレゼントを見たときの子どもたちの喜ぶ顔は、私たち夫婦の喜びだなと感じるクリスマスの朝です。

 

 ☆正体の明かし方に工夫

 小6までは絶対に「正体」をバラさないよう、信じさせてあげられるよう、全力で見つからないよう頑張ります。小6の時のプレゼントに、手紙を添えて「12年間、夢と希望をありがとう。朝早く聞こえてくる、きょうだいたちを起こす声、喜ぶ声が、私たちには一番のプレゼントでした」と、正体を明かしました。これを読んで中学生以上のきょうだいは、下のきょうだいにバラさないよう、今では強い味方になってくれています! 中学生以上は、現金か、部活で使う道具などをプレゼントしています。(おかんサンタ)

 

 ☆分からないから夢がある

 小4の息子はサンタをまだ信じています。小2くらいの時に「どうやって入って来るんだろう」と聞くと、夫が「窓を割って入るんだ」と言い、これはばれた!と思いましたが「でも、破片が落ちてないねー」と、分かっていなかったのでセーフ。また、サンタからの手紙に、祖母宅がある地名が入っていて「変だな」なんて言っていましたが、分かってはおらず。子どもは「分からない」のがいいですね。夢があります。(ヒヤヒヤサンタ、40代)

 

 ☆二つのプレゼント

 息子は、クリスマスが誕生日です。年長さんくらいの時に「プレゼントが二つもらえるのでは」と気づき、それからは毎年二つ選んでいます。小6になった今年、「サンタクロースはお父さんだって友達が言ってた」などと言いながらも、やっぱりプレゼントは二つ選んでいます。信じていないと、来ませんから(笑)(2児のママ、40代)

 

 ☆お古もラッピング

 長女(5歳)のサンタさんへのリクエストは、夏頃に決まりました。ありがたいことに、一度決めるとほとんど変更がありません。11月に入っても、変更がなかったので購入しました。1歳になったばかりの長男へは、お古でいただいた車をラッピングし直して枕元に置く予定です。すでにおもちゃがたくさんあるし、今のところ新しいものは必要ないのですが、長女と同じようにしないと怪しまれますからね(笑)(asかか、30代)

 

 ☆まだ信じていたなんて

 わが子が中1になり、さすがにサンタさんは信じていないだろうと思い、会社の同僚に代筆を頼み、サンタさんからの手紙とお金を入れた封筒を枕元に置いていました。すると朝、起きて現金を見て泣いているのです。「どうした?」と聞くと、サンタさんがお金をくれるわけないと…。まだサンタさんを信じていたなんて…。その娘も、今は2児の母になり、「サンタさん」になっているようです。(しいちゃん、かいちゃんのババ)

 

 次回のテーマは「2024年を振り返って/25年への抱負!」です。

 急に冬が来たと思えば、あっという間に年末年始。今年も、さまざまな面でお子さんの成長を感じたことでしょう。来る新年、心がけたいことはどんなことでしょうか。年末年始に感じている、子育てにまつわる思いをお寄せください!

 匿名OKですが、できるだけペンネームと年齢(年代)をお願いします。

 ◆担当記者から

 今年は育休が明け、仕事に家事に育児に目まぐるしい日々でした。来年は長男(5)の保育所生活最後の1年。3人きょうだいの「真ん中っ子」で、我慢することが多い長男。1対1で向き合う時間を、工夫してたくさん作りたいなと思っています。(増田枝里子)

 =締め切りは1月12日=

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 参加はLINE窓口やメール、ファクスでお気軽に。情報部=ファクス0852(32)3520。メールkurashi@sanin-chuo.co.jpへ。