今回のテーマは「クリスマス」です。各家庭の「サンタクロース」たちが、子どもたちに喜んでもらおうと工夫したり、悩んだりする姿が浮かんできました。楽しいクリスマスになりますように。
 15日付本紙に掲載しきれなかった投稿も、このページで紹介しています。(内容は分かりやすく編集・要約しています)

1、小6までは絶対に「正体」をバラさないよう、信じさせてあげられるよう、全力で見つからないよう頑張りました。小6の時のプレゼントに、手紙を添えて「12年間、夢と希望をありがとう。朝早く聞こえてくる、きょうだいたちを起こす声、喜ぶ声が、私たちには一番のプレゼントでした」と、正体を明かしました。これを読んで中学生以上のきょうだいたちは、下のきょうだいたちにバラさないよう、今では強い味方になってくれています! 中学生以上は、現金か、部活で使う道具などをプレゼントしています。(おかんサンタ)

眠る子どもの枕元にプレゼントを置く(資料)


2、息子はクリスマスが誕生日です。年長さんくらいの時に「プレゼントが二つもらえるのでは」と気づき、それからは毎年二つ選んでいます。小学6年生になった今年、「サンタクロースはお父さんだって友達が言ってた」などと言いながらも、やっぱりプレゼントは二つ選んでいます。信じてないと、来ませんから(笑)(2児のママ、40代)

3、わが子が中1になり、さすがにサンタさんは信じていないだろうと思い、会社の同僚に代筆を頼み、サンタさんからの手紙とお金を入れた封筒を枕元に置いていました。すると朝、起きて現金を見て泣いているのです。「どうした?」と聞くと、サンタさんがお金をくれるわけないと…。まだサンタさんを信じていたなんて…。その娘も、今は2児の母になり、「サンタさん」になっているようです。(しいちゃん、かいちゃんのババ)

準備されたクリスマスプレゼント(資料)


4、学期末で忙しく、サンタからのメッセージやプレゼント包装の準備がクリスマスの明け方になってしまった年がありました。子どもたちが寝ているふすま隣の部屋で静かに作業して枕元に置くと、まだ寝ていたのでホッとしたのですが…。起床後「紙の音が聞こえた。お母さんが包んだん?」と5歳の長男に言われ、小2の長女には、サンタさんに宛てた手紙をバッグに入れていたのを見られてしまい「なんでお母さんが持っとったん」と言われました。夢を壊したのは母親の私でした。皆さんは、こんな失敗しないように!(もんぺババ)

5、朝起きて、枕元にプレゼントを見つけたときの子どもたちのはじけるような笑顔が、「サンタ」にとっては本当にうれしい瞬間ですよね。親になって初めてその幸せに気づきました。何歳までサンタが来る予定か、決めてはないけれど、「サンタ」ができるのもあと数年…? そう思うと、しっかり子どもたちの笑顔を胸に刻んでおかなきゃなと思います! 今年もどんなかわいい笑顔が見られるか楽しみです。完全に信じ切っているわが子たちが、とってもかわいくていとおしい今日この頃です。(めりくり母さん、30代)

クリスマスケーキを眺める子どもたち(資料)


6、長女(5歳)のサンタさんへのリクエストは、夏頃に決まりました。ありがたいことに、一度決めるとほとんど変更がありません。11月に入っても、変更がなかったので購入しました。1歳になったばかりの長男へは、お古でいただいた車をラッピングし直して枕元に置く予定です。すでにおもちゃがたくさんあるし、今のところ新しいものは必要ないのですが、長女と同じようにしないと怪しまれますからね(笑)(asかか、30代)

7、小さい時から「うちは仏教徒だからサンタクロースは来ないよ」と現実を突き付けていました。サンタクロースなんていなくて、困った人を助けてくれるのは心優しい人間だよ、とも教えてました。今考えると夢も希望もなかったなと反省…。しかしプレゼントは金額を決めて好きな物を選んでいましたし、ケーキも食べていました。子どもたちは、一つのイベントとしか思っていなかったのでは? 不満を言われた事はなかったです。超現実的な子に育ったかも…。(カルダモン、60代)

8、子どもが保育園児だった頃、「この間サンタさんがトナカイのソリに乗って空を飛んでるのを見たよ」と私が言うと「どこでー?」「いつー?」「プレゼント持ってたー?」「どっちへ飛んでったー?」などと質問攻めに。子どもたちの目はキラキラしていて、とても楽しそうだったのを覚えています。「いい子にしてる子だけプレゼントを持って来てくれるよ」という言葉は、プレゼントが届いた瞬間までしか効き目がないけれど、夢であふれている子どもたちのクリスマスは親にとっても楽しいものですね。(赤鼻のトナカイ)

華やかなクリスマスケーキ(資料)


9、クリスマスが近くなると、3人の子どもはそれぞれ欲しいものを紙に書いて壁や冷蔵庫に貼り付けていました。希望のプレゼントを探し回ったり、当日まで隠したりするのも一苦労でした。子どもたちが寝静まってから、こっそり押し入れの奥や車のトランクに取りに行き、枕元に置きました。翌朝、起きて来た子どもたちの飛び上がるような喜ぶ声と笑顔は親にとってもうれしいものでした。
 しかし中学生にもなると、やけに冷めていて「プレゼントより現金がいいなー」と。それ以来、クリスマスには3人平等に現金を直接渡しています。そのうち、それぞれ恋人とのデートなどで家にはいなくなるだろうし、今のうちににぎやかホームパーティーをしておこうと思います。(金欠病のサンタ)

10、今年も私にはサンタが来てくれなかった!と25日に家族の前で嘆いています。毎日仕事に家事に頑張ってるんで、来てくれてもいいんですけど来ないんですよ。どうして子どもたちの前にしか現れないのでしょう? 私ってばとってもピュアなので、そろそろプレゼントを山盛り持ったおサンタさんとお会いできるはず!(のんきーもんきー)

初めてのクリスマス!(読者提供)


11、私のクリスマスの思い出は、50数年前、朝起きたら靴下の中にプレゼントが入っていました。中身は覚えていないのですが、初めて「サンタクロースさんはいるのだ」と感動しました。現在は母も亡くなりましたが、2人の子どもにも、自分が母からしてもらったように、何かしらいいサンタをしました。成長の段階でサンタは誰なのか分かったようです。あまり深く話はしてこなかったですが、孫たちへと受け継がれたと思います。(春待ちさくら)

12、わが家では、サンタさんのリアリティーを出すために、毎年サンタさんからの手紙を申し込み、フィンランドから子どもたちへのオリジナルメッセージを添えて送ってもらっています。オリジナルメッセージは、親が考えられるので、本当に伝えたいことを伝えることができてとても効果があります。その手紙は返信することができますので、プレゼントをもらった子どもたちは喜んで感謝の気持ちをイラスト付きで描いています。毎年の恒例行事となっていて、今年も楽しみです。(やっちゃん、30代)

サンタさんへの手紙(資料)


13、小4の息子はサンタをまだ信じています。小2くらいの時に「どうやって入って来るんだろう」と聞くと、夫が「窓を割って入るんだ」と言い、これはばれた!と思いましたが「でも、破片が落ちてないねー」と、分かっていなかったのでセーフ。また、サンタからの手紙に、祖母宅がある地名が入っていて「変だな」なんて言っていましたが、分かってはおらず。子どもは「分からない」のがいいですね。夢があります。(ヒヤヒヤサンタ、40代)

14、わが家のクリスマスは11月頃から準備が始まります! 12月になるとおもちゃやゲームが売り切れることがあるからです(サンタの存在を守るためにも、何としても希望通りのおもちゃを準備しなければならないので必死です!)。子どもたちには「お父さんがサンタさんに電話しとくからね」と言って、11月頃には欲しいものを聞き出しています。今年もプレゼント準備は完了。当日、ケーキとアルコールとジュース、オードブルなどを準備して家族団らんで過ごします。グルメな夫はピザ奉行で忙しく動いています。
 1番上のお兄ちゃんはそろそろサンタの正体に気づき始めているけれど、妹2人はまだまだ信じています。プレゼントを見たときの子どもたちの喜ぶ顔は、私たち夫婦の喜びだなと感じるクリスマスの朝です。

15、私は、公認のサンタさんがグリーンランドにおられると知っていたので、子どもには「サンタさんはグリーンランドから来られるよ」とか「欲しい物は、手紙に書いてくれたら、グリーンランドに送るよ」と言っていました。サイズを店で測らないといけないプレゼントの場合、店員さんも巻き込んで「演技」をしたこともあります。今年のプレゼントは、もう買ってやったのでサンタさんにお金を請求することにしました。(やっこ、50代)

 

次回テーマ 2024年を振り返って/25年への抱負!

 次回のテーマは「2024年を振り返って/25年への抱負!」です。

 急に冬が来たと思えば、あっという間に年末年始。今年も、さまざまな面でお子さんの成長を感じたことでしょう。来る新年、心がけたいことはどんなことでしょうか。年末年始に感じている、子育てにまつわる思いをお寄せください!
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 ◆担当記者から
 今年は育休が明け、仕事に家事に育児に目まぐるしい日々でした。来年は長男(5)の保育所生活最後の1年。3人きょうだいの「真ん中っ子」で、我慢することが多い長男。1対1で向き合う時間を、工夫してたくさん作りたいなと思っています。(増田枝里子)
 =締め切りは1月12日=
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