決勝レースを応援する関係者ら=米子市東山町、鳥取県営東山水泳場
決勝レースを応援する関係者ら=米子市東山町、鳥取県営東山水泳場

 競泳男子200メートル平泳ぎで7位入賞した武良竜也選手(25)=ミキハウス、米子北高出=の地元・米子市では、集まった関係者が、鳥取県水泳界の第一人者の労をねぎらった。
 五輪初出場ながら27日の予選、28日の準決勝を危なげなく勝ち上がった武良選手。上京するまで約11年間練習に通い詰めた県営東山水泳場(米子市東山町)で、水泳連盟関係者や利用客ら約50人がメダルを懸けたレースを見守った。
 武良選手が米子市立加茂中学校在学中に3年間校長を務めた大東治巧さん(64)は「普通の子供だったのが、五輪で決勝に残るなんて」とスタートを待った。
 レース序盤、ペースを上げ上位選手に食らいつく様子に、来場者はスティックバルーンをたたく。得意の後半に前半のハイペースがたたり記録を伸ばせなかったものの、7位の結果が伝わると会場は、拍手に包まれた。
 高校まで指導した別府淳コーチ(48)は「小学生の頃から一緒に五輪の金を目指した。精いっぱいの姿を見せてもらった」と話した。
 次への期待も膨らむ。武良選手と同学年で幼少期から同じプールで練習した田子貴之さん(24)は「活躍する姿をみて胸に込み上げるものがあった。悔しい気持ちもあるはずだ」と3年後に期待した。
(広木優弥)