流れに乗って岩肌を滑り降りる参加者＝島根県美郷町九日市、沢谷川
【美郷】清流を生かした沢登りを体験するイベントが８日、島根県美郷町沢谷地区の沢谷川であり、参加した出雲、益田、江津３市の家族計２２人が、大自然の魅力を満喫した。
木漏れ日が差し込む約８００メートルのコースに挑戦。流れに負けないよう足を踏ん張って進み、水深がある場所で岩の上から飛び込み、岩肌を滑り降りた。近くの交流センターではアユの塩焼きを味わった。
家族３人で訪れた江津東小学校３年の井田虹夏（にじか）さん（９）は「滑り降りるのが、ウオータースライダーみたいで楽しかった」と満足そうに話した。
イベントは元町地域おこし協力隊で町内在住の長野陽介さん（３２）が発案。地域体験活動を進める三瓶地域協育ネットワークや地元住民が協力し、２０１５年から毎年開いている。
（佐伯学）
