「あなごの大だし」をお披露目する生徒たち
「あなごの大だし」をお披露目する生徒たち

 島根が水揚げ量日本一を誇るアナゴを使った和風だしパック「あなごの大だし」を、大田高校(大田市大田町)の生徒と海産物製造・加工販売の「魚の屋」(同市静間町)が共同製作し、12日にお披露目した。3月から県内の主要スーパーで一般販売する予定で、名産品化を目指す。 (錦織拓郎) 手掛けたのは同校の2年生12人。アナゴの和風だしパックは全国でも他に例がほぼなく、希少価値が高いとして昨年10月、魚の屋の協力で開発に着手した。アナゴの頭を乾燥させ、粉末にした後にシイタケ、コンブなどと合わせた。

 完成品はアナゴのうまみと香りが存分に楽しむことができ、ラーメンや炊き込みご飯、みそ汁に入れると料理の味を引き立てる。8グラムのパック8袋入りで498円。商品名は「大田市」に引っかけ、パッケージデザインも生徒が考案した。

 同市大田町の市役所であったお披露目会と試食会で、西平守優さん(17)は「『全国で売れる商品を作りたい』という思いで案を出し合った。商品開発は難しかったが、魅力が広く県外にも伝わればいい」と期待した。

 魚の屋の中島勝徳社長(49)も「全国の店舗にこの商品を並べていきたい」と意気込んだ。問い合わせは魚の屋、電話0854(84)8021。