(1)感染症対策
【問1】新型コロナウイルスの流行「第6波」の備えとして最優先に進めるべき対策は何か。問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問2】問1の回答理由は。国の感染症対策の評価や政治に求められる役割は何か。
「臨時の仮設医療施設」
第5波では感染爆発、医療崩壊により、医療を受けられない医療難民・困難者が全国で13万人以上にもなり、数百人が医療を受けられず亡くなったため、臨時の仮設医療施設が必要だ。自民党政権の対応は後手に回り、国民の疑念、疑問、不安に正面から答えていなかった。説明を尽くす政治にしなければならない。
(2)経済政策
問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問1】コロナ禍で疲弊した経済の立て直しに最も必要な政策は何か。
【問2】問1の回答理由は。コロナ後を見据え、山陰経済の持続可能性を確保するために必要なことは何か。
「生活困窮者への支援」
山陰経済の中心は農林水産業と中小零細企業が担っている。しかし、今の自民党政治は地方創生というスローガンばかりで実際の支援策はなく、地方は衰退の一途だ。このままでは米価が下がり、稲作農家は赤字で営農できなくなる。稲作農家への戸別所得補償制度を復活し、中小零細企業の社会保険料負担を軽減すべきだ。
(3)東京一極集中是正
問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問1】何を重視して、東京一極集中の是正に取り組むか
【問2】問1の回答について、具体的にどのような過程で一極集中の是正を進めていくか
「自治体へ権限財源移譲」
長年の自民党政権が東京一極集中の国づくりをしてきてしまった結果が今日だ。地方のまちづくりも東京・霞が関や国会議員を通さないと、できないようにしてしまった。これからは地域の自治体にまちづくりの権限や財源を移し、独自でできるようにすることが出発点だ。
(4)原発再稼働
問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問1】中国電力島根原発2号機の再稼働に賛成か、反対か。
【問2】問1の回答理由は。エネルギー政策の展望をどう考えているか。
「鳥取県側の理解が必要」
事故が起これば鳥取県に放射性物質が流れる可能性がある。原発に頼らない社会を目指す。地熱や海流を利用した自然再生エネルギーを促進すべきだ。蓄電技術を進め、電力消費の少ない時に蓄電し、ピーク時に使い、発電量を少なくする。再生可能エネルギーの割合は2030年に50%、50年に100%とするのが目標。
(5)防災インフラ
問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問1】頻発する災害で取り組むべき対策は何か。
【問2】問1の回答理由は。国が進める国土強靱(きょうじん)化対策への評価は。
「地球温暖化対策」
集中豪雨は地球温暖化によるものだと考えているため、二酸化炭素の排出量を削減しなければならない。われわれのライフスタイルも、そのような視点で見直していく。全国で何十年に一度の災害が至るところで発生しており、公共事業では多額の費用がかかる。避難方法の向上など、ソフト面で対応すべきだ。
(6)外交・安全保障
問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問1】対東アジア外交について最優先すべきことは。
【問2】問1の回答理由は。山陰から選ばれる議員として取り組むべき外交政策は。
「北朝鮮への対応」
拉致やミサイル開発問題に優先して対応しなければならない。圧力だけでなく、対話を求めていくべきだ。中国にもっと働き掛けて、対話への糸口を見つける必要がある。したがって、敵基地攻撃能力の保有と声高に言っては逆効果になる。あくまでも外交力や経済面で対応することが重要だ。