岐阜県内に住む飯野香帆さん(23)=仮名=は小学校高学年のときに不登校になって以来、ひきこもりがちの生活を送り、仕事もしていなかった。
「この先、どうすればいいのか」
漠然とした不安を抱え、行政の「ひきこもり相談室」を訪れた。その後に紹介されたのは初めて聞く施設。障害者向けだという。でも、飯野さんは障害者手帳を持っていない。よく分からなかったが、とにかく通い始めた。
それから約1年。飯野さんは就職し、週5日働いて自分の給料で好きなアーティストのライブに行けるようになった。
「ホントによかったです」
飯野さんが笑顔で話せるようになったのは、...













