MBS本社 (C)ORICON NewS inc.
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 MBSラジオ制作番組『歌と対話でつなぐ~命を受け継ぐ父親の震災31年』(2026年3月22日放送)が、このほど発表された放送批評懇談会「第63回(2025年度)ギャラクシー賞」(2025年4月1日~2026年3月31日放送分)で、ラジオ部門の優秀賞を受賞した。

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■番組概要
米津勝之さん(66歳)は、31年前の阪神・淡路大震災で長男の漢之(くにゆき)君(当時7歳、芦屋市立精道小学校1年生)と長女の深理(みり)ちゃん(5歳)を亡くした。精道小学校では児童8人が亡くなっていて、今も震災を語り継ぐ教育に力を入れている。

米津さんは毎年、5年生と6年生に震災の授業をする。一方的に体験を語るのでなく、子どもたちと対話しながら話を進める。「1995年1月17日に起こったことについて何を知っていますか」という問いから始まって、漢之君と深理ちゃんの思い出のエピソードを語り、命の重さ、追悼や語り継ぎの意味など、少しずつ深い思考に入っていく。

子どもたちとの対話は、米津さんのライフワークだ。米津さんには、震災後に生まれた子どもが2人いる。2002年生まれの凜さん(24歳)は、亡くなった兄・漢之君のランドセルを背負って小学校に通い、その物語は「にいちゃんのランドセル」という楽曲になった。この曲を、2018年から岩手県立不来方高等学校(現在は南昌みらい高等学校)音楽部の生徒たちが歌うようになり、2025年からは兵庫県立神戸高等学校など、阪神・淡路大震災の被災地の学校でも歌われるようになった。

震災を知らない若い世代が、米津さんに出会い、音楽や対話を通じて震災に触れ、命について思考する。米津さんは子どもたちの質問や感想から新たな気づきを得て、再び語る。「子どもたちから学び、対話を通して人と人をつないでいきたい」と語る米津さんの31年の軌跡を伝える。

【出演】
米津勝之(震災遺族)
米津凜(勝之の次男)
三浦亜美(岩手県立不来方高等学校音楽部OG)
芦屋市立精道小学校児童
兵庫県立神戸高等学校合唱部 岩手県立不来方高等学校音楽部
河西美帆(ナレーター、MBSアナウンサー)