新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への優先接種について、鳥取県の平井伸治知事が12日、県立病院の接種者のうち4人に副反応のアナフィラキシーの疑いがあったと明らかにした。いずれも症状は軽く、接種との因果関係は不明としている。

 県病院局によると、8日から優先接種が始まった県立中央病院と県立厚生病院で11日までに約1300人が接種し、4人から倦怠(けんたい)感や微熱、じんましん、せきの症状があったという。4人に基礎疾患や持病はない。

 県立の両病院以外の状況は把握していない。

 予防接種法では、接種後の症状を見て医師がアナフィラキシーの疑いがあるかどうか判断する。疑いがあれば病院が国に報告し、国が関係自治体に情報提供する。

 島根県によると、11日までに医療従事者への先行接種と優先接種を計881人実施したが、国から副反応に関する情報は寄せられていないという。

 (藤井俊行、中村成美)