T400練習機を前に壮行会に臨む自衛隊や地元の関係者ら=境港市小篠津町、航空自衛隊美保基地
T400練習機を前に壮行会に臨む自衛隊や地元の関係者ら=境港市小篠津町、航空自衛隊美保基地

 【境港】航空自衛隊の輸送機・救難機パイロットの基本教育を担う第41教育飛行隊が29日、美保基地(境港市小篠津町)から浜松基地(浜松市)へ移動する。15日には美保基地で壮行会があり、自衛隊や地元関係者約100人が26年の歴史を振り返り、隊員たちのさらなるまい進も願った。
 飛行隊は、美保基地で1995年6月に正式発足。T400練習機を使用して教育を行い、これまでに約500人を育成。14日に最後の教育を終えた。美保基地によると、操縦者や整備員ら計130人が戦闘機パイロットの基本教育、整備員らの専門教育も行われている浜松基地へと移る。
 練習機2機による展示飛行の後、航空支援集団司令官の金古真一空将らが参列して格納庫内で壮行会があった。與儀孝第3輸送航空隊司令・美保基地司令が地域、関係者への感謝の言葉と共に「汗、油にまみれて任務をやり遂げてきた多くの先輩たちのことも忘れることなくまい進してほしい」とはなむけの言葉を贈った。飛行隊の小斎圭司隊長も「美保の地で培った伝統を継承し、他の飛行隊と切磋琢磨(せっさたくま)してたくましく優秀な操縦者を育成したい」と力強くあいさつをした。
 (松本稔史)