明治の松江を舞台に昨秋から半年間、放送されたNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。山陰中央新報デジタルでは『ばけばけ日記』と題し、各回の放送終了後にコラムを配信した。回数はドラマと同じく全125回。執筆を続けた編集局情報部の板垣敏郎デスクが、ドラマで感じた松江や登場人物たちの魅力、明治という時代の面白さを語った。

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 ばけばけ日記は毎回15分間の番組を見た後、「何でもいいから書く」というのが趣旨だった。松江の情景や室内にある小物類、登場人物たちの言動から分かる時代背景など。ドラマの展開そのものは、あまり追わない。「今日の感動ポイントには触れない」といったひねくれたこともして、執筆にはジャズの即興演奏のような面白みを感じた。

 全125回という量もだが、放送後に毎回配信という頻度は”ライブ感”を重視したとはいえ...