明治の松江を舞台に昨秋から半年間、放送されたNHK連続テレビ小説『ばけばけ』。山陰中央新報デジタルでは『ばけばけ日記』と題し、各回の放送終了後にコラムを配信した。回数はドラマと同じく全125回。執筆を続けた編集局情報部の板垣敏郎デスクが、ドラマで感じた松江や登場人物たちの魅力、明治という時代の面白さを語った。

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