競りにかけられ、次々と落札される松葉ガニ=鳥取市賀露町西4丁目、鳥取港
競りにかけられ、次々と落札される松葉ガニ=鳥取市賀露町西4丁目、鳥取港
2018年に200万円で落札され、ギネス世界記録に認定された松葉ガニ(資料)
2018年に200万円で落札され、ギネス世界記録に認定された松葉ガニ(資料)
鳥取港で初競りにかけられた「松葉ガニ」の最高級ブランド「五輝星」=11月7日、鳥取市
鳥取港で初競りにかけられた「松葉ガニ」の最高級ブランド「五輝星」=11月7日、鳥取市
競りにかけられ、次々と落札される松葉ガニ=鳥取市賀露町西4丁目、鳥取港 2018年に200万円で落札され、ギネス世界記録に認定された松葉ガニ(資料) 鳥取港で初競りにかけられた「松葉ガニ」の最高級ブランド「五輝星」=11月7日、鳥取市

 山陰の冬の味覚を代表する松葉ガニ(ズワイガニの雄)が7日、鳥取県内の鳥取港と網代漁港、境漁港で今季初めて水揚げされ、初競りがあった。県のトップブランド「五輝星(いつきぼし)」のカニは計11匹水揚げされ、最高額は1匹90万円だった。漁期は来年3月20日まで。コロナ禍に苦しむ飲食店や宿泊業の客足回復に向け、関係者が期待を寄せる。

 3港はこの日、漁が解禁された6日から操業した沖合底引き網漁船計16隻が入港し、カニが次々と水揚げされて活気づいた。

 鳥取市の鳥取港では午前8時に競りが始まり、ギネス記録となった2019年の500万円には及ばなかったものの、「五輝星」に認定された甲羅幅14・6センチ、重さ1・3キロの1匹を地元の「網浜水産」が90万円で落札すると、場内が「おお」とどよめいた。

 初競り前には県漁協の船本源司副組合長があいさつし「コロナ禍や燃料高の苦境にあるが、おいしい松葉ガニをお届けできるよう頑張りたい」と語った。

 鳥取港の松葉ガニの初水揚げ量は3160キロ(昨季5870キロ)で、総額2663万円(同2107万7千円)。1キロの平均単価は例年より高い8427円(同3590円)だった。

 県によると、「五輝星」は甲羅幅13・5センチ以上、重さ1・2キロ以上など五つの基準を満たす最上級の松葉ガニで、出現率は約0・02%と極めて希少という。