島根県の魅力を首都圏でPRしようと、県アンテナショップ・日比谷しまね館(東京都)がこのほど、横浜市中心部の大型商業施設「クイーンズスクエア横浜」で初めての物産展を開いた。県内4事業者の協力を得てクラフトビールや和菓子といった県産品を並べ、訪れた幅広い世代に発信した。
イベントスペースの特設会場で、しまね館で普段扱っている県産品に加え、県物産協会(松江市)、長岡屋(同)、日本海(出雲市)、ナナイロ(同)が出展して焼きサバ寿司やチョコレート、あご野焼きを並べ、訪れた親子連れらが手に取った。ステージでは、県観光キャラクター「しまねっこ」のイベントや石見神楽「大蛇(おろち)」の披露もあった。
しまね館は5月に開館1周年を迎える。安達昌明館長は「島根を知ってもらうために、館を起点にしながら今後は外販をさらに増やしていきたい」と話した。 (白築昂)