昨夏の東京五輪陸上男子3000メートル障害で日本人初の7位入賞を果たした浜田市出身の三浦龍司選手(20)=順大=を招いた陸上教室が13日、同市黒川町の市陸上競技場であった。後輩に当たる浜田ジュニア陸上教室の生徒ら小中高生約100人がオリンピック選手の走りを肌で感じた。
ゆっくりとしたペースで走るウオーミングアップをした後、もも上げやハードルを置いてスタートダッシュをした。三浦選手が一人で1000メートルを走るペース走も行い、参加者はリレー形式で走った。
参加者からの質問コーナーで三浦選手は、厳しい環境に変わる高校では自分に合う練習スケジュールを設定するよう勧めた。追い込みすぎてけがをして走れない身体になるより「余裕や楽しみを持った状況で続けることが一番」と説いた。「悔しい時はどう我慢するか」と問われると、感情を抑えることはせず、悔しさを忘れないことが競技力を伸ばすには大切だと助言した。
ハードル走を専門に取り組む松原小6年の佐藤宏祐君(12)は三浦選手の走りに「ハードル間のスピードが速かった。オリンピック選手と走る貴重な経験ができてうれしい」と笑顔だった。浜田高1年の大場梛さん(16)は「楽しむ気持ちを大切に陸上を続けて県総体入賞を目指したい」と話した。
教室は浜田市陸上競技協会が主催した。
(青山和佳乃)
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