益田市美都町都茂の美都中学校の1985年度卒業生で、50歳代となった有志3人がこのほど、卒業間近の3年生のために作詞、作曲、編曲したオリジナル曲「リメンバー」をプレゼントした。3人は在校時からの音楽仲間で、当時を思い出して作った青春ソング。代表者のバギー場経営、草野剛之さん(51)=美都町仙道=は「われわれが出会った大好きな美都中のために、何かしたかった」と話し、生徒たちが歌い継ぐことを願った。
曲を贈ったのは草野さんのほか、音楽教室講師、寺戸沢子さん(51)=美都町三谷=、デザイン会社代表、河野晶さん(51)=益田市赤城町。別々の小学校に通っていた3人が美都中で出会い、草野さんは「3人でバンドを組み文化祭のステージに出演したのが思い出」と語る。
リメンバーは2016年に原曲を制作。草野さんの次女が美都中の文化祭でバンド出演することになり、草野さんが作曲、河野さんが中学3年間を回想して作詞した。「きっと忘れない 初めて出逢(あ)った時の 桜の花びら舞い散るあの日を」というサビから始まる。合唱曲としても使えるよう寺戸さんが編曲した。
「いつかこの曲を母校に贈りたい」と構想を温めていた草野さんは、昨年12月に同校で1年生を対象に講話した際、田村嘉久校長に曲を聞いてもらい、自身の思いを打ち明けた。田村校長は寄贈の申し出を快諾した。
曲が入ったCDの寄贈式を同校音楽室で開き、3年生7人が出席。生徒代表の永見冬柚萌(ふゆめ)さん(15)は「聞いていて自然と笑顔になる曲」とほほ笑んだ。草野さんは「100年先も美都中で受け継いでほしい」と話した。
(中山竜一)














