「誠実にやろうとしたのが裏目に出てるのは確かだよね。それはそう思います」。今年3月、名古屋学芸大副学長の山本一良は重い口を開いた。短時間では真意を説明できないという理由で避けてきたメディアの単独インタビューに、今回初めて応じたという。

 2011年3月の東京電力福島第1原発事故で生じた汚染水を多核種除去設備(ALPS)によっ...