将棋の第44期女流王将戦3番勝負最終局が28日、東京都渋谷区の将棋会館であり、出雲市出身の里見香奈女流王将(30)が挑戦者の西山朋佳女王(27)に106手で敗れ失冠した。対戦成績は1勝2敗。これで女流六冠から五冠に後退した。
先手の里見女流王将、後手の西山女王とも飛車を動かし相振り飛車で始まり、その後、里見女流王将が飛車を戻し対抗型に。中盤まで双方、激しく攻め合ったが、里見女流王将の方が全局的に駒の後退を余儀なくされて劣勢に陥り、そのまま押し切られた。
里見女流王将は21日の白玲戦最終局で西山女王からタイトル奪取し、女流六冠に復帰したばかりだった。しかしリターンマッチとなった今回、雪辱を期す西山女王の指し回しに屈し、保持するタイトルは白玲、清麗、女流王座、女流王位、倉敷藤花となった。
(坂上晴香)














