島根県と鳥取県が7日、210人、196人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。6日確認分。鳥取県ではクラスター(感染者集団)が1件発生したほか、入院中の感染者1人が死亡し、県内の累計死者数は87人となった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県の保健所管内別の内訳は、松江91人、出雲67人、雲南21人、浜田17人、県央8人、益田4人、隠岐2人。関係者の感染に伴い松江市立小1校、同市立中1校、浜田市立中1校が学級閉鎖。出雲市立幼稚園1園が休園。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市104人、米子49人、倉吉43人。クラスターは大山町の高齢者福祉施設で12人が感染し、累計は495件となった。関係者の感染で鳥取市の鳥取東高と富桑小が学級閉鎖。
島根県は公表済みの感染者を1人取り下げた。累計感染者数は島根9万2250人、鳥取7万847人。確保病床使用率は島根(371床)14・8%、鳥取(351床)22・5%。宿泊療養は島根13人、鳥取17人。重症者は両県ともいない。
(清山遼太、藤井俊行)