島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が４日、それぞれ５１９人、６２１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。３日確認分。クラスター（感染者集団）は島根で６件、鳥取で５件発生した。島根では感染者１人が死亡、鳥取では７０代と年代非公表の感染者の計２人がコロナ以外の病気で亡くなり、累計死者数は島根１２６人、鳥取１１６人となった。
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市１５２人、出雲市１２２人、浜田市５３人、益田市４０人、安来市３５人、大田市２６人、雲南市と江津市各２４人、邑南町１９人、隠岐の島町１１人、奥出雲町と吉賀町各５人、飯南町２人、海士町１人。
新たなクラスターは、松江市の高齢者福祉施設で５人、県央保健所管内の児童福祉施設で７人、浜田保健所管内の２カ所の児童福祉施設で１０人と８人、高齢者福祉施設で７人、隠岐保健所管内の社会福祉施設で１０人の感染を確認。県内の累計は８０３件となった。
関係者の感染確認を受け、大田市立保育所１カ所が５日から７日まで部分休園となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子２８０人、鳥取市２６６人、倉吉７５人。クラスターは、鳥取市の高齢者福祉施設で２３人、東伯郡の社会福祉施設で１０人、西伯郡の高齢者福祉施設２カ所で１８人と３７人、米子市立ねむの木保育園で６人を確認。累計は５８０件。
島根県は感染者２０人を追加し、累計感染者数は島根１０万８３０７人、鳥取８万４０２４人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計３７７床）５０・７％、鳥取（確保病床数３５１床）４３・６％。宿泊療養は島根１２人、鳥取１８人。重症者は島根１人、鳥取はいない。
