第２次世界大戦末期に建設された西日本最大級の爆撃機基地である旧海軍大社基地の跡地（出雲市斐川町）を巡る動きが、昨年に引き続き大きな関心を集めた。

　出雲市内の企業が昨年、国有の滑走路跡部分の約２万７千平方メートルを購入。戦争の爪痕を残す貴重な遺構であるとして、島根史学会などの学術団体は、島根県や出雲市に...