化粧品大手ポーラ(東京都)の及川美紀社長が1日、島根県庁で丸山達也知事と歓談し、県独自品種のブドウ「神紅(しんく)」に由来するエキスを使った手指用の美容液の販売状況や今後の展開を説明した。
1月20日に店舗や通販サイトで発売し、生産した2万3千個はほぼ完売。みずみずしい感触などが好評といい、及川社長は「準備が整い次第再び売り出す」と報告した。
県や島根大が開発に協力した美容液は、葉の付け根のわき芽が伸びた「副梢(ふくしょう)」から、抗酸化作用を持つポリフェノールを含んだエキスを抽出し配合した。副梢は栽培過程で摘み取られ、年間3トンが廃棄されていた。
丸山知事は、県が標榜(ひょうぼう)する「美肌県」のPRや農業振興に向けて「副梢の供給のため、生産拡大に取り組む」と話した。
(青山和佳乃)














