西条柿の生産方法などをまとめた副読本=浜田市三隅町折居、白砂まちづくりセンター
西条柿の生産方法などをまとめた副読本=浜田市三隅町折居、白砂まちづくりセンター

 浜田市三隅町白砂地区の特産・西条柿を、子ども向けに分かりやすく紹介する副読本ができた。地区の柿農家と白砂まちづくりセンターが作った。市内の小学校に配り、児童の農家見学を受け入れる際にも使う。
 白砂地区は、島根県内でも有数の西条柿産地。農家26戸が生産している。
 副読本はA4判、26ページで45部作製。地区内の生産農家が、月ごとに柿を作る上で欠かせない工程をまとめた。5月には実を大きく育てるために不要な枝や葉を取る「芽かき」、つぼみを取る「てきらい(摘蕾)」をすることを写真付きで紹介する。
 収穫や干し柿などの加工品の製造が終わった12月には、落ち葉に残った病原菌が来季の生産に影響しないように燃やす作業を取り上げ「寒い冬の間も、おいしい柿作りのために作業は続きます」と生産者のコメントを載せている。農家が使う道具や、栽培の知恵なども取り上げている。
 センターの石田孝之センター長(68)は「農家の皆さんの知恵と経験が入った素晴らしい本になった」と胸を張る。
                                     (陶山貴史)