島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県は23日、154人、120人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。22日確認分。鳥取で60代の1人が死亡し、累計死者数が254人となった。新たなクラスター(感染者集団)が島根で1件発生した。

 【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市50人、松江市33人、雲南市30人、浜田市8人、益田市、津和野町、隠岐の島町各5人、大田市3人、西ノ島町2人、安来市、奥出雲町各1人。ほかに11人が医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した。クラスターは出雲保健所管内の医療機関5人で、県内では累計1110件となった。

 鳥取県分で、保健所管内別の内訳は米子46人、鳥取38人、倉吉36人だった。

 累計感染者数は島根16万5161人、鳥取13万9102人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計316床)が24・7%、鳥取(確保病床351床)は13・7%。宿泊療養は島根ゼロ、鳥取2人。重症者は両県ともいない。
 (坂上晴香)