島根県と鳥取県が1日、146人、164人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2月28日確認分。クラスター(感染者集団)は、島根で2件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市43人、出雲市39人、浜田市と隠岐の島町各13人、雲南市10人、益田市と安来市各4人、大田市と吉賀町各2人、江津市と奥出雲町、津和野町各1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は13人だった。
クラスターは出雲市内の児童福祉施設で10人、浜田保健所管内の高齢者福祉施設で5人が感染。県内の累計は1116件。
感染確認により、雲南市立小学校1校で学年閉鎖。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子64人、鳥取市62人、倉吉38人。
累計感染者数は島根16万5964人、鳥取13万9688人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計294床)15・6%、鳥取(確保病床351床)10・8%。宿泊療養は島根2人、重症者は島根1人で、鳥取はいずれもいない。
(清山遼太、岸本久瑠人)