病気の原因に作用する新タイプの認知症薬の開発が活発化している。日本の製薬大手エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病新薬「レカネマブ」は、厚生労働省が通常1年程度の審査期間を約9カ月に短縮する優先審査の対象としたため年内に実用化する可能性も。臨床試験(治験)では原因とされる脳内の有害タンパク...