外見のコンプレックスを解消したいー。誰もが一度や二度は抱く思いだ。交流サイト(SNS)には、美容外科医やインフルエンサーの投稿があふれてトレンド化し、美容整形への心理的なハードルは下がった。
#(中)「絶対きれいになりますよ」 追加施術も提案
#(下)手術する恐怖、だんだんと追い詰められ退職
「(この施術をすれば)もっときれいになりますよ」。とある大学病院から都市部にある美容クリニックに移った島根県出身の男性医師(30代前半)は、美しさを求めて訪れた患者に声をかけた。
年収は1年目でいきなり手取り約1600万円。一見すると”きらきら”した生活を送る男性。美容業界は華やかで羽振りが良いというイメージそのままだ。大学病院で勤務していた頃と待遇は雲泥の差だった。
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新聞は実名報道を原則としているが、匿名でなければ語れない背景や事情を持つ人たちがいる。その声から社会の断面を見る「顔なき…声」。
医師の修業期間である初期臨床研修を終えた後に美容医療の道へ進む「直美」(ちょくび)が全国的に増えている。なぜなのかー。
美容医療の道に進み、大学病院に戻った...
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