島根県津和野町の新たな名物を作ろうと、津和野高校の1年生5人が地元産のまめ茶と酒かすを使った洋菓子「津和野テリーヌ」を開発した。季節限定の味も用意し、新たな土産物として期待する。
県観光連盟とサンラポーむらくも(松江市殿町)が食品開発で観光客の誘致をしようと、同校のグローカルラボ部と地元イタリアン料理店「ピノロッソ」に声をかけ、商品開発した。
材料には地元産のまめ茶と酒かすを選んだ。焙煎(ばいせん)された香り高いまめ茶の風味と、熟成し、まろやかな口当たりの酒かすのうまみが口いっぱいに広がる。2層仕立てで、二つの味を分けて楽しむこともできる。
パッケージのシールも生徒が考案し、津和野の名物・SLをあしらった。ピノロッソでの販売とサンラポーむらくもで提供されるほか、ユズや栗などの特産品を使った季節限定の商品や土産販売用の展開も視野に入れる。
町内でこのほど開催されたつわのSL健康マラソンでの販売会では160個が3時間で完売した。山口県萩市から参加した石飛加名子さん(64)は「津和野の名物が使われていて来訪記念にぴったり」と購入した。
企画に携わった1年の田中晴雫(はな)さん(16)は「手に取りやすいよう保存性や流通性も考えた。テリーヌで津和野の特産品を知ってほしい」と話した。
(堀尾珠里花)














