島根、鳥取両県が2日、定点医療機関で7月24~30日に報告された新型コロナウイルスの感染者数は島根567人、鳥取740人で、1定点当たり島根14・92人、鳥取25・52人だったと発表した。前週比で島根4・24人、鳥取5・55人と大幅に増加。本格的な行楽、帰省シーズンを前に両県とも感染拡大に注意するよう呼びかけている。
島根の管内別の内訳は、松江(定点医療機関11)182人、出雲(9)124人、浜田(5)108人、益田(5)54人、雲南(3)51人、県央(3)26人、隠岐(2)22人。病床(即応病床とコロナ患者が入院する一般病床の合計204床)使用率は7月31日時点で59・8%。重症者は1人。
鳥取の管内別の内訳は、米子(定点医療機関11)290人、鳥取市(12)266人、倉吉(6)184人。定点当たりでは、3地域とも県が独自に定めた「警戒レベル」(1週間で定点当たり20人以上感染)に達した。(中島諒)