【松江】山陰中央新報社文化センター松江教室水彩画講座の講師や受講生による作品展が18日、松江市東津田町のいきいきプラザ島根で始まった。受講生ら16人と講師の個性が光る作品約40点に来場者が見入っている。27日まで。
水彩画講座は水野博司さん(78)=松江市春日町=が講師を務め、毎週木曜と金曜にクラスがあり、花や静物画、人物画、風景画など多様な作品を描く。
水の張った田んぼに夕焼けの空が映った風景を水彩画特有の色のグラデーションで美しく描いた「晩照」や神楽の一場面を透明水彩のほか、墨やクレパス、色鉛筆も駆使して、きらびやかに描いた作品などが会場を彩る。
水野講師は「個性豊かな作品ばかりで見ていて楽しいと思う」と話した。作品展は午前9時半~午後5時(最終日は午後4時まで)。入場無料。(古瀬弘治)