人口減少対策として結婚支援事業に力を入れる島根県が「婚活」に二の足を踏む人たちの背中を押す相談イベントを計画している。県内で結婚を希望する男女は一定の割合でいるものの、婚活イベントの参加者数は伸び悩む状況。参加を促す「イベント前イベント」として、ブースを設けて結婚を巡る個別の疑問などに答える。
婚活中の人たちのサポートに取り組む県は本年度、「結婚支援コンシェルジュ事業」と銘打ち、全１９市町村の事業を後押しする体制として自治体担当者らによる推進会議を設置。若年たちが結婚について現実的に捉えられるようライフプラン設計講座を開催し、各地で婚活イベントも企画しているが、参加者募集で苦戦している。
２０２１年度に実施した県内の２０～４０代の独身男女４００人の調査でも、...
