松江城(松江市殿町)に親しむ山陰中央新報社文化センターの特別講座が10月に開かれる。4日午後2時~3時半は「松江城国宝の最大の決め手『「祈祷(きとう)札』実物を見よう!」、6日午後1時半~3時は「堀川歴史遊覧船で学ぼう 水上から見た『松江城と城下町の秘密』」。受講者を募集している。
講師はいずれも元島根県古代文化センター長の宍道正年さんが務める。
祈?札の講座は、2015年に松江城天守が国宝に指定された際に最大の決め手となった祈?札が展示される殿町の松江歴史館で、宍道さんの詳しい説明を受けながら実物を見る。その後は館内で和菓子と抹茶を味わう。受講料は入館料、菓子代込みの3200円。
堀川遊覧船で学ぶ講座は、遊覧船に乗って松江城を囲む堀川を進みながら宍道さんの解説に耳を傾け、水上からしか分からない城の堅強さを見ていく。黒田町のふれあい広場乗船場集合。受講料は乗船料、保険料込みの3300円。
問い合わせ、申し込みは文化センター松江教室、電話0852(32)3456。