自動車の魅力を伝える「たのしいくるまはっけん!!わくわくパークinいずも」が24日、出雲市長浜町の島根県立東部高等技術校であった。自動車販売店の新車や緊急車両の展示のほかオープンカーの乗車体験などがあり、来場した約5千人の親子連れが車の魅力に触れた。
自動車業界では若者の車離れや自動車関連職種の人材不足が課題にある中、子どもに興味関心を持ってもらい将来の就職につなげようと、島根県自動車整備振興会(櫻井誠己会長、570工場)が初めて企画した。
会場には警察車両や消防車、スポーツカーなど計約30台が並び、子どもたちはパトカーに乗ってサイレンを鳴らしたり記念写真を撮ったりして楽しんだ。
また、白いボディーの車にカラーペンで自由にお絵かきが楽しめるコーナーや電動カーの乗車体験もあり、各ブースは行列ができてにぎわった。
電動カーなどを楽しんだ塩冶小学校2年の土江哲史君(8)は「ハンドルを回して運転することができて楽しかった」と笑顔だった。 (藤原康平)