研修会であいさつをする自民党島根県連の細田重雄会長(奥右)=東京・永田町、自民党本部
研修会であいさつをする自民党島根県連の細田重雄会長(奥右)=東京・永田町、自民党本部

 自民党島根県連の細田重雄会長が13日、前衆院議長の細田博之氏の死去を受けた衆院島根1区の候補者選定に関し、「全く何も決まっていない。これから相談する」と述べ、15日の葬儀・告別式後に後援会や党島根県第1選挙区支部の意見を聞き、対応を検討する考えを示した。

 同日、東京都内であった県連の支部幹部研修会後の取材に答えた。冒頭以外非公開だった研修会は約70人が出席し、全員で黙とうをささげた。参加者から候補者選定に関する発言はなかったという。

 細田氏の死去に伴う島根1区の補欠選挙は来年4月16日告示、28日投開票となる公算が大きい。県連内では公募による選定が有力視されている。(原田准吏)