米子市・皆生温泉で老舗旅館「湯喜望 白扇」を経営し、多額の負債を抱えて自主再建を断念した白扇(皆生温泉3丁目)の再生を巡り、不動産を売却して事業譲渡する計画を米子信用金庫(米子市東福原2丁目)が鳥取地裁米子支部に提出したことが26日、分かった。白扇が想定していた地元企業をスポンサーとする計画に待ったをかけた形。再生を目指す事業者とメインバンクが対立する異例の事態となっている。

 白扇は3月に...