22日に開かれるワンコインコンサートシリーズのチラシ
22日に開かれるワンコインコンサートシリーズのチラシ

 松江市殿町の島根県民会館が、「気軽に楽しめる1時間を」と島根ゆかりの音楽家を招いて開く「ワンコイン・コンサート」を22日午後3時から、県民会館中ホールで開く。一連のシリーズの初回で、松江市出身で新日本フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者の野津雄太さんら3人が、室内楽曲2曲を演奏する。

 出演はほかに倉吉市出身で日本フィルハーモニー交響楽団のソロ・チェロを務める門脇大樹さんと、呉市出身で広島大准教授の多賀谷祐輔さん。

 演目はウェーバー作曲の「ピアノ、フルート、チェロのための三重奏曲」とメンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲」。ウェーバーは歌劇「魔弾の射手」、メンデルスゾーンはバイオリン協奏曲が有名で、室内楽作品はロマンチックで劇的、哀切的な感じも入り混じり、演奏会で取り上げられる。

 入場料は500円で全席指定。未就学児の入場は不可。問い合わせは県民会館で電話0852(22)5556。