贈呈書を受け取る安来市少年補導委員連絡会の山本芳郎会長(右)=松江市殿町、島根県市町村振興センター
贈呈書を受け取る安来市少年補導委員連絡会の山本芳郎会長(右)=松江市殿町、島根県市町村振興センター

 日本生命財団(大阪市)が7日、松江市殿町の島根県市町村振興センターで県内5団体に物品の購入費や活動助成金計190万円を贈った。

 子どもの健全育成に取り組む団体に必要物品購入費を助成する「児童・少年の健全育成助成」に松江市の内中原少年剣道会(竹内秀介代表)を含む3団体が選ばれ、それぞれに60万円が贈られた。高齢者が主体の地域貢献活動を顕彰する「生き生きシニア活動顕彰」には2団体が選ばれ、5万円が贈られた。

 贈呈式で同財団の水野充彦代表理事が「素晴らしい活動を長く続ける励みになればうれしい」とあいさつした。日本生命松江支社の粟井徹也支社長が団体代表者に贈呈書を手渡した。内中原少年剣道会の竹内代表(59)は「数十年使用した道具を新調できる。部員が喜ぶ」と感謝した。

 同財団は1979年の設立以来、県内358団体に累計1億5233万円の助成金を贈った。
(小豆沢颯太)
 

 このほかの選ばれた団体は次の通り。

 【児童・少年の健全育成助成】塩冶剣心会(出雲市)▽伯太剣道教室(安来市)

 【生き生きシニア活動顕彰】安来市少年補導委員連絡会(安来市)▽島後少年補導委員連絡協議会(隠岐の島町)