見頃を迎えたハナショウブを楽しむ来園者=雲南市木次町平田、石照庭園
見頃を迎えたハナショウブを楽しむ来園者=雲南市木次町平田、石照庭園

 雲南市木次町平田、回遊式日本庭園「石照庭園」で7日、ハナショウブが満開になり、来園者が紫や白、黄色といった鮮やかな花々を見て楽しんだ。

 ハナショウブはアヤメ科の多年草。庭園には濃紫(こむらさき)の「富士影」や薄黄色の「金冠」、何重もの白い花を咲かせる「白獅子」など400品種、5800株が植わる。今年は例年より4日程度早い5月末に咲き始めた。6月中旬まで見頃が続くという。

 来園者は岩や滝、池などが配置された園内を散策。いとこと訪れた石飛美津子さん(80)=松江市学園南1丁目=は「毎年来ている。いい天気に恵まれ、花もきれいでよかった」と喜んでいた。

 6月中無休。入園料は大人600円、中高生350円、小学生250円。問い合わせは同園、電話0854(48)0033。

(山本泰平)