JR出雲大東駅(雲南市大東町飯田)を拠点に活動する市民グループ「雲南せいねんだん」が、オリジナル曲「光舞う町」のミュージックビデオ(MV)を制作した。地元が島根県内有数の生息地となっているホタルをテーマに、保護活動に取り組む団体や子どもなど人にスポットを当てた。
曲は、ホタルに代表される大東のまちをイメージして制作済み。新型コロナ禍で音楽や動画を自宅で楽しむ機会が増える中、地域の宝であるホタルと人々の暮らしぶりを映像で届けようとMVを企画した。
6月下旬に大東町内で撮影を実施。大東小学校での「光舞う町」のコンサートの様子に加え、ホタルの保護活動に取り組む「赤川ほたる保存会」と雲南せいねんだんとの触れ合いなどを収めた。
MVは約5分間で、12日に動画サイト・ユーチューブで公開予定。「光舞う町プロジェクト」と検索すると視聴できる。
雲南せいねんだんのメンバーで、作詞作曲を手掛けた森脇謙治さん(47)は「世代を超えて地域の財産であるホタルを伝え続ける姿を見てほしい」と話した。
せいねんだんは2015年に結成し、12人が所属。オリジナル曲や、手話を交えたダンスなどを市内外の催しで披露している。
(狩野樹理)












