「プロ野球ドラフト会議」が24日に開かれる。高野連がプロ志望の高校生に義務付ける「プロ野球志望届」を提出した山陰両県関係者は大社の藤原佑外野手、矢上の皆吉赳翔(たけと)投手、明徳義塾(高知)の竹下徠空(らいあ)内野手の3人。運命の瞬間を待つ各選手の持ち味やプロ入りに向けた思いに迫る。第2回は大社の藤原外野手を紹介する。
(黒崎真依)

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 「足は絶対負けない自信がある」と話すように50メートル5秒8の快足が持ち味。今夏の島根大会では6試合で18打数12安打(打率6割6分6厘)12盗塁を記録。甲子園では4試合で4盗塁をマークした。

藤原佑


 幼少期から俊足ぶりを発揮した。小学4年の時には陸上のハードル走で地元の出雲市の大会で優勝したこともあるという。...