安来高校の野球部員が見守る中、ボールを投げる児童=安来市伯太町西母里、伯太体育館
安来高校の野球部員が見守る中、ボールを投げる児童=安来市伯太町西母里、伯太体育館

 安来市伯太町西母里、伯太体育館で27日、小学生を対象にした野球教室があった。安来高校の野球部員22人が指導役になり、児童はボールを打ったり投げたりして親しんだ。

 伯太町を中心に約40人の児童が参加した。数字が書かれた的にボールを当てるコーナーでは、部員が「いいね」「おしい」と子どもたちに声かけした。バッティングコーナーでは、バットの持ち方を教えながら見守った。

 野球は初めて体験するという井尻小学校4年の坂本樹生(いつき)さん(10)は「力強く打てたし、投げる方はうまく投げることができて的に当たって良かった」と話した。安来高校野球部の2年、小藤竜朗主将(17)は「遠くにボールを飛ばすことや、速い球を投げることを楽しそうに体験してくれて良かった。また一緒に野球がやりたい」と汗を拭った。

 教室は伯太中学校区共育協働活動の一環で、伯太中央交流センターが開いた。(狩野樹理)