サッカー日本代表で、オランダ1部リーグ・NECナイメヘンでプレーする佐野航大選手(21)=米子北高出身=のトークショーが米子市内であった。共に登壇した父龍一さん(49)と、子ども時代思い出や日本代表としてプレーした心境を一問一答形式で語った。当日の内容を紹介する。
(中村和磨)

 ―サッカーを始めたきっかけは。

 航大 歩き始めたぐらいの頃にボールが2、3個あって、それを蹴って遊んだのが始まり。試合に出たりしたのは多分3歳ぐらい。

 龍一 3歳ではないな。年中組か4歳ぐらいだな。

 ―ボールがあったのは龍一さんの影響か。

 龍一 いや、お兄ちゃん(サッカー日本代表・佐野海舟選手)がその頃にはボールを蹴っていて、その影響で軟らかいクッション性のボールが家に何個かあったので、立ち始めたぐらいから蹴って遊んでいた。

 ―小さいときはどんな性格だったか。

 龍一 今と一緒だ。わちゃわちゃして、お調子者で…。

 航大 それだけだとちょっと悪く聞こえる気がする。

 龍一 コミュニケーション能力が高いとか。言い方的に。

 ―3歳ぐらいからサッカーの選手になれそうだと思っていたか。

 龍一 い...