「マットス」を楽しむ高齢者と児童=雲南市木次町西日登、西日登小学校
「マットス」を楽しむ高齢者と児童=雲南市木次町西日登、西日登小学校

 高齢者の居場所や仲間づくりを目的に、雲南市西日登地区の有志が開く「ごっとで茶ロン」が29日、地元の西日登小学校であった。地区の高齢者と児童が料理や軽スポーツを通じ世代間交流を楽しんだ。

 同校での開催は初めて。高齢者約20人と3~6年の児童11人が、会話を弾ませながらカレーライスを作っった後、体育館では介護予防の軽スポーツ「マットス」をして遊んだ。

 マットスは重さの異なるボールをマットに投げ、落ちた場所の得点を競う脳トレ運動で、高齢者や児童は2チームに分かれ高得点を取ると、「やったー」と大きな声で喜んだり、ハイタッチをしたりした。運動後においしくカレーライスを味わった。

 近くの主婦、瀬尾恵子さん(66)は「子どもたちと体を動かし、食事もあって良い企画だった」と笑顔。同校4年の渡部泰地さん(9)は「地域の人たちと交流する機会が少ないので、楽しく過ごせて良かった」と話した。(景山達登)