公明党の斉藤鉄夫代表は10月、自民党との連立政権からの離脱を判断した。連立離脱の背景や選挙協力の在り方は。臨時国会で焦点となっている衆院議員の定数削減問題への対応を含めて聞いた。
(聞き手は東京支社・原田准吏)
Q・報道各社の世論調査で、公明が自民との連立政権から離脱した判断を評価する声が多い。どう受け止めているか。支持母体・創価学会からも自公連立政権は限界との声があった。改めて振り返ってみて、連立を離脱した判断は良かったか。
「離脱したのが良かったとの声が多くあるというのは、どう受け止めたら良いか複雑な気持ちだ。今回、参院選で公明は大敗した。改選14議席が8議席になった。負けっぷりは自民以上だ。総括をするために全国を歩いた。自民の政治とカネの問題、特に政治資金パーティーへの不記載問題がある中で、『自民を何で応援するんだ』と攻められ...












