ごみ拾いをしながら帰宅する「いんべゴミひろい隊」の児童たち
ごみ拾いをしながら帰宅する「いんべゴミひろい隊」の児童たち

 市立忌部小学校(松江市東忌部町)に近い千本つつじケ丘団地に住む児童を中心に2019年11月、「いんべゴミひろい隊」を結成した。同小5年の園山悠斗君(11)が、学校から帰宅途中にごみを拾ったのがきっかけ。帰り道が同じ友人と一緒に、毎週金曜に活動することを決めた。

 活動日には、4~6年生8人が放課後の午後4時すぎごろに集まる。道路脇や側溝、草むらでごみを見つけた途端、競うように駆け付ける。約3キロの通学路で1時間以上かけ、ごみをくまなく探して拾う。

 拾ったごみは土日曜に分類と計量を行う。「たばこの吸い殻70本29グラム」「ポリ袋23個27グラム」というように、一つ一つ計測し、ノートに記録する。多い時には3キロ近くのごみを拾ったこともあるという。メンバーで6年の平野いろはさん(11)は「最近は吸い殻が少なくなったけど、ビニールやプラスチックごみが多い」と分析する。

 メンバーが卒業して抜けても、新メンバーを誘いながら活動を続けている。園山君は「忌部をきれいにして、ポイ捨てをなくしたい」と意気込む。 松江市忌部地区の小学生グループが地域のごみ拾いに汗を流している。児童1人の自発的なごみ拾いから輪が広がって週1回の継続的な取り組みに発展した。地道な活動は2年目に入っており、地域美化に貢献している。 (片山皓平)