『THE K2 ~キミだけを守りたい~』
『THE K2 ~キミだけを守りたい~』

 韓国の俳優チ・チャンウクが出演する人気韓国ドラマ『蒼のピアニスト』『THE K2 ~キミだけを守りたい~』、中国ドラマ『私のツンデレ師匠様!』が、ABEMAで12月31日まで期間限定無料配信中。この記事では、この3作品を紹介する。

【画像】チ・チャンウク出演の『私のツンデレ師匠様!』『蒼のピアニスト』も配信

◆『蒼のピアニスト』

 チュ・ジフンとチ・チャンウクが夢の競演、若き天才ピアニストの波乱万丈の人生を描くラブロマンス。

 小島で貧しい生活を送っていた小学生のジホ(チュ・ジフン)は、事故で祖母を亡くし、天涯孤独の身となる。その後、実父であるプソン楽器会長のユ・マンセ(チョ・ミンギ)に長男として引き取られ、マンセの妻ヨンラン(チェ・シラ)や、その息子イナ(チ・チャンウク)と共に豪邸で暮らし始める。しかし、母ヨンランと父マンセの愛を独占したいイナは、突然現れたジホを激しく拒絶。やがてジホが絶対音感の持ち主であることが判明すると、ピアノの腕に自信を持つイナは動揺。

 さらに、ジホが自分の想いを寄せるピアノ好きの少女・ダミを慕っていることを知り、敵意を一層強めていく。イナの母ヨンランは、イナがプソン楽器の後継者になると信じていたが、ジホの出現により、マンセは息子たちに後継者争いを仕掛ける。音楽コンクールの結果、マンセがジホを後継者に考えていることを知ったヨンランは、自宅でマンセを問い詰める中、もみ合いとなり、マンセは倒れて意識を失う。さらにその直後、火災が発生し、マンセは帰らぬ人となってしまう。その日を境に、ピアノの才能に恵まれたジホの活躍を疎ましく思うヨンランは、イナを後継者にするため、執拗な嫌がらせを始めていくが…。

 本作は人気ドラマ『宮(クン)~Love in Palace』や『魔王』で知られるチュ・ジフン主演作で、『笑ってトンヘ』のチ・チャンウクとの夢の競演が実現し話題に。音楽一家に生まれた腹違いの兄弟と、その母親による壮絶な愛と憎しみを描いた、韓国ドラマの真骨頂ともいえる作品となっている。

◆『THE K2 ~キミだけを守りたい~』

 チ・チャンウクと少女時代ユナが共演する、“K2”と呼ばれるボディーガードが、大統領候補の隠し子を守るために戦うアクションラブロマンス。

 ベールに包まれた過去を持つ世界最強軍事企業の戦闘傭兵出身キム・ジェハ(チ・チャンウク)。ある出来事をきっかけに、次期大統領候補チャン・セジュンの妻であり大企業JBグループの長女でもあるチェ・ユジン(ソン・ユナ)のボディーガードを務めることに。

 チェ・ユジンは、表向きは知性的で親しみやすい好印象の女性だが、その真の姿は自分の目的のためにはあらゆる手段を取る冷血な人間。政治界では無名だった夫セジュンを長年支え続けたユジンは、国民からも高く評価を受けていたが、ユジンの内助の功は表の顔。野望に満ち溢れたユジンの本当の目的は、異母兄弟に奪われたJBグループの会長の座を手に入れることだった。そんななか、セジュンの隠し子コ・アンナ(ユナ/少女時代)の存在を知ったユジンは、アンナを守ろうとするジェハと対立することになり…。

◆『私のツンデレ師匠様!』(中国ドラマ)

 本作は、チ・チャンウクの記念すべき中国ドラマ初進出作品。チ・チャンウク演じるチャンアンの道場で見せる勝利することがすべてと信じる強い意志に裏打ちされた冷徹な表情と、愛する女性の前で見せるやさしさと笑顔にギャップ萌え必至の作品となっている。

 バイツァオ(アン・ユエシー)は、国民的競技である元武道の有望選手。かつて愛していたルオバイの死を受け入れられず、自分が世界選手権に出場すれば彼が戻ってくると信じている。ある日、バイツァオが通う名門道場・松柏(ソンバイ)館に、アメリカから新任コーチのチャンアン(チ・チャンウク)がやって来る。チャンアンの指導はスパルタ式で、門下生たちは反発するが、彼は一切聞く耳を持たない。

 バイツァオが世界選手権を目指す理由がルオバイにあると知ったチャンアンは、「俺の稽古に耐えられたら出場させてやる」と、さらに厳しい指導を行う。稽古を重ねる中で、チャンアンのさりげない優しさに触れたバイツァオは、次第に彼を意識するようになる。一方、バイツァオに長年想いを寄せてきたティンハオ(チェン・シャン)は、彼女を守るため、所属の異なる賢武(シエンウー)館でありながら松柏館のコーチに名乗り出る。しかし、バイツァオ最大のライバルであり、ティンハオの妹でもあるティンイーが、兄の必死な姿を見かねて、バイツァオに怒りをぶつけてしまい…。