中海・宍道湖・大山圏域とインド・ケララ州の経済交流促進を目的としたウェブセミナーが16日行われ、インドで事業展開する圏域の企業が取り組み状況を報告した。事業拡大に向け、参加した現地の企業関係者にパートナーとしての提携を呼び掛けた。

 セミナーは、新型コロナウイルス禍で往来が難しい中、圏域企業のインド進出や両国関係者のビジネス機会創出を目指し、初めて開催した。

 参加した5事業者のうち、総合リサイクル業の三光(境港市昭和町)は、国際協力機構(JICA)の「中小企業海外展開支援事業」で、生ごみや汚泥の堆肥化装置を同州に導入する計画。新型コロナの影響で設置工事が行えない状況だが、担当者は「将来的に現地での販売先を広げていきたい」と意欲を示した。

 1月にインド服の輸入、販売を始めたアイケララ(出雲市今市町)の石飛鳴美代表は、スパイス入りの紅茶やカレーなど取扱商品の拡大を目指し、「現地で新たな仕入れ先を探している」と協力を求めた。ケララ州の参加者からは「どのようなパートナーを必要としているのか」といった質問が出た。

 中海・宍道湖・大山圏域市長会、山陰インド協会、日本貿易振興機構(ジェトロ)松江などが主催し、両国の行政、企業関係者110人が参加した。

      (平井優香)