木製扉にペンキを塗る参加者=江津市跡市町、旧跡市小学校
木製扉にペンキを塗る参加者=江津市跡市町、旧跡市小学校

 2016年3月末で廃校した旧跡市小学校(江津市跡市町)で使うため25日、同校で古びた木製扉のペンキ塗りがあり、市内外から集まった参加者60人が、鮮やかなミントグリーン色に仕上げた。

 旧跡市小学校は現在、音楽イベントや地域の祭りなどで使用する。近くの旧跡市中学校で使用された木製扉(縦180センチ、横90センチ)14枚を譲り受けて再活用。参加者はぞうきんで汚れを拭き取りマスキングテープを貼った後、むらが出ないよう丁寧に塗った。

 江津市江津町の郷田小4年、右田晟太郎さん(10)は「難しさはあったけれど楽しかった。旧跡市小のイベントに参加してみたい」と笑顔で話した。

 1938年建設の旧跡市小校舎は20世紀初頭に流行した装飾「アールデコ」様式が特徴。ペンキ塗りは利活用を促そうと、地元住民や地区外の有志らでつくるプロジェクトチームが企画した。今後は交流スペースの設置や体験型イベント開催などを計画する。

 盆子原拓代表(44)は「使ってこそ価値がある。イベントを通し知ってもらう機会を増やしていきたい」と話した。

 (村上栄太郎)