―会社設立から2年半が経過しました。
多くの方に支えていただきながら、企業や自治体の広報、ブランディングに携わる機会が着実に増えてきました。単なる制作会社ではなく、「伝える設計」をともに考える伴走者として、山陰という地域に根ざしながら、質の高い仕事を積み重ねていきたいと考えています。

 

―人口減少が進む中で、戦略や組織づくりについてお聞かせください。
人口減少は課題である一方で、チームのあり方を見直す好機です。「人数」よりも「意思と専門性」。共感でつながる小さく強いチームづくりを目指しています。山陰にいながら都市部と同水準の仕事ができる環境を整え、地方にいながらも大きな挑戦できるモデルを示したいと思っています。

―ミッションである「魅力的に伝えること、売れること」への思いをお聞かせください。
「良いものを、良いと伝わる形にする。」それが私たちの使命です。どれだけ素晴らしい商品や取り組みも、伝わらなければ存在していないのと同じです。マーケティング手法のみではなく、感情に訴えるクリエイションの発明が鍵となります。山陰の魅力的な価値を掘り起こし、届く形にすることが、地域経済を動かす一助になると信じています。

 

―将来ビジョンは。
多くの方がデザイン思考をうまく活用し、ビジネスの成果につなげたり、目の前の課題を乗り越えたりする機会を増やしていきたいです。デザインは特別なものではなく、物事を整理し、本質を見つめ、より良い形にしていくための考え方の一つ。その視点が広がり、地域の企業や組織が強みを生かしながら前に進める環境が育っていけばうれしいです。山陰は課題先進地とも言われますが、私は「可能性先進地」だと思います。規模が小さいからこそ、挑戦のスピードは速く、顔が見える関係性の中で仕事ができます。地域の企業や人が持つ力を正しく、強く、誇らしく伝えていく。その積み重ねが、山陰の未来を形づくると信じています。


なんでも好きなことをみつけて、夢中になって楽しんでください。自分の本音やリアルな体験を基にした感覚を大切にして、楽しさや・ワクワク感を自分でつくりだして取り組むと良い結果につながると思います。難しそうなことでも、なんとかなるので、やってみましょう。

品川良樹=島根県大田市出身(41歳)
2023年に現職に就任。ファッションが好きで、毎シーズン、コレクションは欠かさずチェックしています。 TPOを意識して、仕事中は控えめな装いにして、気に入った小物など取り入れて気分を上げています。そのぶん休日は、思いっきり楽しんでいます(笑)